内 容 | 誰もが薬膳レシピをつくることができたら、安心安全な世の中になります。 子どもたちの未来のため、見直したいのはまず家庭の食事です。 食材の効能・カラダの状態・薬膳レシピ作りが一目で可能! 薬膳実践食事バランス表⇒薬膳ヘルシート?を紹介します! 1,免疫力を高め、栄養過多・ストレスを解消 2,食材の効能がひと目でわかる 3,食材のメリットだけでなく、デメリットも分かる 4,デメリットある食材を「食べてはいけない」じゃなく「食べあわせればOK」だからガマンがいらない 5,日々、薬膳レシピを自分で作ることが可能 薬膳ヘルシート誕生への想い
薬膳料理教室12年目の2017年。 いつもと変わらない生徒さんの笑顔広がる、自宅キッチンでのレッスン。
「おいしいね。」 「こんなにカンタンに作れて、うれしい。」 「今日もごちそうさまでした。」
毎月レッスンで習ったレシピをお持ち帰りになり、 家でまた作る人、作らない人、さまざまですが、 ふと、「みなさんは、このレッスンで本当に満足なの?」 何のために時間とお金を使って、ここへ来ているのだろう。 とある時、心にひっかかりました。
レッスンでは、「薬膳の良さ」を知っていただくために、当然ですが食材の良さや、良い料理法を伝えています。 ・れんこんは潤いを補うから、セキや美肌に良いですよ。 ・生姜は温性だから、カラダがポカポカしますよ。 ・緑茶はカゼ予防に良いですよ。 というふうに。
しかし、この「良い」という表現に違和感を覚えながら 薬膳の効能が書かれた書物を広げてみると、やはり同じように食材の「良さ」が書かれていました。 さらに薬膳に限らず、どのような食材に関する情報も、その「良さ」を伝えていることに気づき、 食材には、良い影響を与える「メリット」と、良いけれど食べすぎると体調を崩す「デメリット」があり、 それを表現できないかと考えるようになりました。
・れんこんは潤いを補うから、セキや美肌に良いですよ。でも食べすぎるとむくみや冷えやすくなりますよ。 ・生姜は温性だから、カラダがポカポカしますよ。でも摂りすぎるとめまいやイライラがひどくなりますよ。 ・緑茶はカゼ予防に良いですよ。でも飲み過ぎるとカラダを冷やしますよ。
と、メリットと同時にデメリットを持ち合わせていることを伝えると、このようになります。 なんだか複雑で、聞いた人は 「じゃあ、どうすれば良いの?」となりませんか? 結局、薬膳はむずかしすぎて自分にはできない。と考える人も少なくないでしょう。 せっかく薬膳で健康になるチャンスが、もったいないことに。 その人の人生を奪ってしまうのではないかというぐらいの気持ちになりました。
なんのため? きっと、最初はわたしと同じようにカラダのことで悩んでいたはず。 健康になるために薬膳を習いに、料理教室に申し込んだんだよね?
生徒さんが健康になる方法。 それを伝えることができなければ、このレッスンは何の意味もない・・・
生徒さんが健康になるためには、どうしたらイイか。 薬膳を実践できる、わたしのレシピの作り方、ノウハウ。 これが誰でもできるカタチ「見える化」はできないだろうか。
でも、薬膳は広くて深い自然哲学。 栄養学とはちがって「結論づけ」が困難。
うーん、うーん、 毎日、毎日、何度も紙に書いては破り、また紙に書いては破りのくりかえし。
そして2017年秋、産みの苦しみの末についに誕生しました! 食のプロを志してからの、27年間の集大成です。
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参加費 | 円 |
定 員 | 名 |
講 師 | 槇玲 (管理栄養士・家庭薬膳研究家) |